2011/03/24

各種シミュレーション[4/26更新]

カテゴリー:福島第一原発トラブル
タイトル:各種シミュレーション

SPEEDIによるシミュレーション結果 (日本)
文部科学省 緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)による計算結果 [2011/04/25]
http://www.nsc.go.jp/mext_speedi/index.html

緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の試算 [2011/03/23]
原 子 力 安 全 委 員 会
http://www.nsc.go.jp/info/110323_top_siryo.pdf

NILU FLEXPART による放射性物質飛散予報 (ノルウエイ)
[2011/03/24]
(実験段階につき傾向を掴むための参考)

世界規模の放射性物質の拡散状況のシミュレーション。
(NILU - Norwegian Institute for Air Research ノルウェー大気研究所)

3/24現在では、最悪ケースを予測したシミュレーションであるが、不確かで限られた情報に基づいているところもあり、そのまま信用してはならないとのこと。特に、絶対値は信用しないこと。
しかしながら、どのようなことが起きているかをイメージするために有用である。

Fukushima Atmospheric Transport
http://transport.nilu.no/products/fukushima

IRSN(フランス放射線防護原子力安全研究所)
英語と日本語版の解説が公開されている。
http://www.irsn.fr/EN/news/Pages/201103_seism-in-japan.aspx

2011年3月12日より福島第一原子炉から放出された放射能雲大気中拡散シミュレーション
[2011/03/22]
http://www.irsn.fr/EN/news/Documents/irsn-simulation-dispersion-jp.pdf

このシミュレーションは3 つの原子炉からの放射能放出が20日まで続くと想定した場合の、状態悪化シナリオとのことである。
これが正しかったのかどうか私には判別できないが、この解説によると東京での実測値とかなり合っているとのことである。

ドイツ気象庁(DWD)による粒子分布シミュレーション
 [2011/04/06]

日本語訳(by Kan Yamamot)

これは、仮にいま爆発が起こったら数日後にどう広がるかの予想であり、しかも相対的表示であることに注意。


気象庁(日本) 
[2011/04/06]

IAEAが指定した条件の放出があったと仮定したときのシミュレーションで、実際に観測された放射線量等は反映していないとのこと。
また、これは分解能が低く、国内向きではなく世界規模の状況を示すものとのこと。

[感想]
日本の気象庁の姿勢は非常に消極的に見える。
何故、積極的に実際のデータを集めて予報をして、国民に寄与しようという姿勢にならないんだろうか?

オーストリア気象庁(ZAMG)による粒子分布シミュレーション
 [2011/04/06]

3/12から定性的なシミュレーション結果を公開している。その後、ほぼ毎日更新している。

今後とも、政府や科学者の人たちはSPEEDI、NILU、IRSN等のシミュレーション機関に正確な元データをスピーディーに提供し、より確実な予想をして欲しいと思う。(3/26)

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